こんにちは!
PILATES & PERSONAL GYM LAULE’A(ローレア)代表の松方です。
姿勢のコントロールは普段、無意識下で行われます。
姿勢を良くするために、「常に胸を張って!」などを何時間も考えながら街を歩いている人は誰一人としていないでしょう。
人はマルチタスク(複数のことを同時に行うこと)の中で生きている生き物なので尚更です。
人が姿勢をコントロールする上で大切なことは筋のバランスもそうですが、それだけではありません。
最も重要であるのは人に備わっている体性感覚といえます。
体性感覚とは
体性感覚とは、表在感覚・深部感覚・内臓感覚の3つの感覚のことを言い、「自分の体がどこで終わり、どこからが自分でないのか」「身体の各部位がどこにあるのか」「自分の体がどのように動いているのか」といった自己認知のことを指します。
これは幼児期の親からのスキンシップや、物を掴んだり、口に入れるなどの反射によっても形成されていくもので、感覚の中でも最も重要な感覚と言えます。
- 表在感覚・・皮膚にある感覚受容器により触覚や痛覚、圧覚などを感知する
- 深部感覚・・関節・筋肉・腱にある感覚受容器により関節の位置などを感知する
- 内臓感覚・・空腹感や喉の渇きなどを感知する
特に姿勢制御においては深部感覚が大きな役割を持っており、身体のあらゆる位置情報を感知しています。
体性感覚の機能低下がもたらす不良姿勢
生きていく中でこの体性感覚にも変化が出てきます。
現代社会で例えるなら、スマホやPCの普及、インターネットの普及による動かなくても欲しいものが手に入るという利便性など、便利な世の中になっていくにつれてこの体性感覚も使われなくなり、機能低下していきます。
この体性感覚の機能低下は、自分の身体の位置感覚(特に起きやすいのが頭の位置のエラー)を鈍らせるので、猫背姿勢や巻肩、反り腰などの不良姿勢に繋がっていきます。
その中で筋の緊張や使われるべき筋の弱化など、筋の不調が起こることにより姿勢のコントロールが難しくなります。
不良姿勢は見た目の問題だけでなく、身体のさまざまな部位の痛みにも作用することから、現代人の健康問題の大きなテーマにもなっています。
不良姿勢の改善には感覚器の機能改善と筋バランスの調整が必要
不良姿勢を改善するためには、体性感覚や前庭覚などの感覚器の機能改善とともに、筋バランスの改善が必要となります。
筋バランスの改善だけでも即時的な姿勢の改善は見られますが、一時的な姿勢の変化で終わってしまうことが多く、無意識下での姿勢制御の改善には感覚器の機能改善も必須の項目となります。
無意識下でより永く良い姿勢を維持するためには、感覚器や筋バランスを一緒に改善していくことをおすすめします。
同時に改善できるトレーニングこそ”ピラティス”
何が言いたかったかというと、結局はここにつながってくるということです!
もちろんピラティスだけで改善するかといえば答えはNOですが、ピラティスを含めたうまく構築されたトレーニングは姿勢改善には大きな効果が期待できます。
ピラティスは筋バランスの改善だけにとどまらず、感覚器の機能改善も含めた素晴らしいエクササイズであることは間違い無いでしょう。
✨PILATES & PERSONAL GYM LAULE’A✨
〒545-0052
大阪市阿倍野区阿倍野筋3−5−11 あべの恵寿ビル202
TEL:06-7897-6372
【営業時間】
月〜金 9:00〜22:00
土 9:00〜20:00
日 定休日
【トレーニング内容】
☑︎姿勢改善
☑︎猫背、反り腰解消
☑︎O脚、XO脚改善
☑︎ダイエット
☑︎体力向上
☑︎産前産後トレーニング
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